「アバキットマニュアル 4」ステッカー、パーティクル、フィルター

こんにちは、アバキットです。

今回はアバキットの特別な機能であるステッカー、パーティクル、フィルターを使って、アバターのかわいさを向上させる方法について書いてします。


これでマニュアルシリーズの半分以上ですが、これからが本当です!以前の記事をご覧になりたい方は、下をクリックしてください。


Step 1

エフェクト

左のメニューバーの3番目のアイコン、「エフェクト」をクリックします。今回のメインキーワードである「ステッカー」「パーティクル」「フィルター」はこのメニューにあります。ひとつひとつ見ていきましょう。

Step 2

ステッカー

マイクやメガネなど、プリセットステッカーがいくつあります。まず、マイクにしてみます。

左でマイクをクリックして、画面に表示されたマイクイメージをもう一度クリックしてください。ステッカーの大きさ、位置、回転を調整できるレイアウトが表示されるはずです。マウスの右ボタンを押したまま動いすると、ステッカーを回転させることもできます。

これで、ご覧のようにマイクが適切な場所に適切な大きさと回転で配置されるようになりました。また、ステッカーをクリックすると、右下に小さなインターフェイスがあり、選択したステッカーの正確な設定を調整することができます。このインターフェースについて、別の例であるメガネのステッカーを使って説明します。

マイクでやったのと同じように、メガネステッカーをクリックして、サイズ、回転、位置を調整します。特に、アバターの上にあるステッカーを「アンクリック」すると、ステッカーは自動的にアバターに貼り付けられます。(アバターに沿って移動します。)逆に、「貼らないこと」モードを有効にすると、ステッカーをアバターに貼り付けられなくなります。

アバターとステッカーの距離を調整しましょう。右下のステッカーインターフェースのスライダーを調整することで、ステッカーがアバターから近すぎるために発生する、ステッカーの一部がアバターの表面に覆われる「スキンカバー」の問題を防ぐことができます。


なお、アバターを回転させながらステッカーを選択する場合は、ステッカーを右クリックするが必要です。アバターを回転させた後ステッカーを左クリックすると、ステッカーが不格好に貼り付いてしまいます。

また、インターフェースの2つのボタンを使って、ステッカーを左右方向・上下逆さまに貼ることもできます。


次は「カスタムステッカー」です。これはユーザー様自身のステッカー素材をアップするためのものです。「カスタムステッカーを追加」ボタンをクリックし、イメージファイル(jpg・png)をインポートします。カスタムステッカーに名前を付けもできます。

イメージのように、「カスタム」カテゴリを選択すると、インポートしたカスタムステッカー全体を確認することができます。


Step 3

パーティクル

次は「パーティクル」です。花火やメロディなどの簡単なアニメーション効果のようなものです。クリックするか、ホットキーで登録するだけです。(ホットキーに登録する方法は、2回目のマニュアルを参照してください。)複数のパーティクルを同時に使用することも可能です。


ただし、「背景の透明性を反映する」オプションでライブ配信を開始した場合は、パーティクル効果を使用することができません。ストリーミングモードとこのオプションについては、後詳しく説明します。


Step 4

フィルター : 光のにじみ

「光のにじみ」は、背景全体とアバターに効果があるフィルター効果です。

まず「光のにじみ」効果を適用してみましょう。アバターと背景が全体的に明るくなっているのがわかると思います。「編集」ボタンをクリックすると、フィルター効果の量を決めるパラメータを細かく調整することができます。


右下の小さなインターフェイスを見てみましょう。フィルター効果を精密に調整するためのパラメータを編集することができます。「強度」は、光の強さを選択するものです。「強度」の値が高いほど、光のにじみ強さが強くなります。

「しきい値」は、光のにじみ効果をうまく出すために、他のパラメータの最小値を定義する概念です。ここでは、「強さ」と「拡散」の値を50に固定し、「しきい値」のみ調整することで、その仕組みをお見せします。


他は変えていませんが、全体的にフィルター効果が強くなっています。しきい値の値を最大にした場合を見てみましょう。

他の値は一定ですが、「光のにじみ」フィルターが適用されていないようです。これは「しきい値」を高くすると、他の値も高くしないと効果が発揮されないからです。これが、この値が「しきい値」と名付けられた理由であり、その仕組みです。


「拡散」値は文字通り、光がどのように拡散するかを定義します。拡散値が低い場合、光は小さな空間に集中し、アバターが蛍光灯のように見えます。一方、拡散値が高い場合、光は画面全体に分散され、アバターは白熱灯のように見えます。


また、「光のにじみ」色は、インターフェースの「色」の下にある小さな四角形をクリックして調整することができます。


Step 5

フィルター : グレイン

「グレイン」フィルターは、画面上にランダムでダイナミックなノイズパターンを作成します。ノイズの種類や強さは、以下のインターフェイスで選択できます。


Step 6

フィルター : ケラレ

「ケラレ」フィルターはイメージ周辺部の輝度を下げ、イメージの中心部を相対的に明るく見せ、オーディエンスをイメージの中心部に集中させるフィルターです。

このフィルターの強度を上げると、イメージの隅の明るさがより低くなり、フォーカス効果がより強くなります。

「曇る」の値を上げると、フィルターの境界線がより滑らかになります。

「丸く」オプションを有効にすると、ケラレの全体的な形状が丸みを帯びたものになります。

先ほどの「光のにじみ」フィルターと同にケラレフィルターの色もカラーパレットで変更することができます。


Step 7

フィルター : レンズ歪曲

アバキットの開発者は、このフィルターがアバキットで一番面白いフィルターになると考えています。このフィルタを使いこなせれば、オーディエンスを笑わせることができます!アバターや背景のイメージをレンズのように凸にしたり凹にしたりするフィルターです。


Step 8

フィルター : モノクロ

このフィルターをかけると、画面全体が白黒になります。


Step 9

フィルター : 色調整

色調整フィルタは上記の他のフィルタとは異なり、背景、アバター、ステッカーやパーティクル、そして他のフィルタなど、適用されるすべてのエフェクトに対して適用されます。理論的には、アバキットのレンダリング画面は4つのレイヤーで構成され、各レイヤーは下のイメージのように個別の要素をレンダリングします。

「色調整」フィルタを適用するに、「フィルタ編集」モードに入ります。すると、左側にインターフェイスが表示されます。「活性化」をクリックすると、フィルターが有効になります。

説明のため色を指定いたします。元々白になっていましたが、弱いベージュに調整しました。画面全体の色が変わりました。このフィルターのポイントは「露光量」「コントラスト」「色相」「飽和度」のパラメーターで、全体の色調を細かく調整できることです。色調整インターフェースの「フィルター」の下にあるカラーパレットでおおよその色を選び、その色を精密に修正することができます。

イメージは、アバキットが様々な方法で色を調整した例です。自分の色調整をして、ストリーミングの魅力を最大限に引き出してみましょう!


今回は、ステッカー、パーティクル、フィルターという全体的な効果について扱いました。


ステッカーとパーティクルは簡単かもしれませんが、フィルターはアバキットが持っているフィルターの種類が多くまたフィルター効果を決定るパラメータも様々なので難しいかもしれません。しかし、この部分をマスターすれば、ステキな雰囲気を作ることができます。


次回は、アバキットのトラッキングのパフォーマンスやスタイルを決めるトラッキングについて紹介します。


何かご意見やご質問がございましたら、いつでもお答えいたします。お気軽にお問い合わせください!

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