「アバキットマニュアル6」アバキットでライブストリーミング

こんにちは、アバキットです。

今日はアバキットでライブストリーミングをする方法に説明します!


Step 1

下準備

ライブストリーミングを始める前に「OBS Studio」をダウンロードしてください。OBS Studio以外にもStreamlabsやXSplitなど様々なライブ配信ソフトがありますが、アバキットはOBS Studioでの配信に最適化されているために本マニュアルではOBS Studioでの配信を推奨しています。「OBS Studio」を検索し、一番上のサイトをクリックしてください。
使ってされるOSに対応したインストーラーをダウンロード後、インストーラーファイルを実行し、インストールを完了させてください。ダウンロードに成功し、起動すると下のイメージのようなスタート画面が表示されます。

次に、「Spout2 Capture」(Windows用)というOBSプラグインをダウンロードしてください! MacOSをお使いの場合は、「Syphon」を使用できます。先ほどと同様、色々なプラグインがあるために、このプラグインをダウンロードしないも大丈夫です。ただし、このプラグインで始めるともっと簡単に始められます。


Googleで「Spout2 Capture」を検索し、一番上のGithub Webisteをクリックします。Githubは、開発者がコードをアップロードし、簡単にコミュニケーションするためのオンラインプラットフォームなので、’スパムかなー’だとご心配ないでください。

サイトをクリックすると、以下のようなインターフェイスが表示されます。「Releases」の下にあるポストをクリックしてください。
このポストでは、いくつかのダウンロードファイルがありますが、一番上の実行ファイル(.exe)をダウンロードします。

Step 2

ストリーミングメニュー


5番目のメニュー「ストリーミング」をクリックし、「ストリーミングスタート」をオンにします。


ストリーミングモードを有効にする際、設定できるオプションが2つあります。これらのオプションは、OBS Studio + Spout2 CaptureまたはSyphonでライブストリーミングを行う場合に適用されます。その他のプラグインでは、これらの設定は役に立ちません。

「サーバー」オプションはライブストリーミング信号の配信方法を決定します。「基本」は1台のPCでライブ配信を行うストリーマーやYouTuber向けのオプションで、「NDI」モードは複数のPCでライブ配信を行うクリエイター向けのオプションです。この記事はPC1台でライブ配信を行う場合の「基本」を使用し説明します。

「背景の透明性を反映する」オプションは、背景やステッカーの透明部分を適用するためのオプションです。アバキットは「背景」メニューに透明背景が用意されていますが、このオプションを必ず有効にしてこそ、透明部分が適用されます。また、透明部分を含むPNG形式のステッカーを使用する場合も、このオプションを必ず有効にしてください。正しく設定し、正しい背景を選択すると、OBS StudioにVRMでキャプチャしているウィンドウがアバキットで同時に表示されます。


Step 3

アバキット、Spout2 Capture、OBS studio

OBS Studioを起動し、「ソース」ウィンドウの下にある「+」ボタンをクリックします。すると、利用可能なソースの中に先ほどダウンロードしたSpout2 Captureが表示されます。これをクリックして「ソース」に追加します。名前も付けてください!

すると、下のイメージのように、Spout2 Captureの設定画面にUI要素のないアバキットとVRMが表示されます。(アバキットやVRMが表示されない場合は、「Spout senders」を「AvaKit Streaming」に設定してください。) 最も重要なことは、Spout2 Captureの「Composite Mode」を「Opaque」に設定してはいけないということです。他のオプションは大丈夫ですが、基本のオプションが「Opaque」であるため、透明度が反映されず、多くのアバキットユーザーからSpout2 Captureが動作しないとの問い合わせがあり、そのほとんどが「Composite Mode」を変更することで解決しました。 基本に設定することをおすすめします。
すべての設定が終わったら、「OK」ボタンを押します。OBSスタジオにVRMが表示されます。あとは「Window Capture」や「Game Capture」などの他のソースを利用して、ライブストリーミングの状況を適当に整えます。例えば、るあちゃんが右隅にいるゲームプレイ画面を背景に設定する。ゲームキャプチャ」でゲームプレイ画面をキャプチャする。
ソースの順番を調整すると、ライブストリーミングのインフラは下のイメージのようになります。

Step 4

ストリーミング設定

ここまでのステップではアバキットとOBS Studioとの連携が実装されているかを確認しました。それでは、より良いライブストリーミングのための正確な設定を見てみましょう!左上の「ファイル」メニューを展開し、[設定]をクリックします。

次に、「配信」タブをクリックし、「サービス」オプションで「Twitch」を選択して、OBS StudioとTwitchアカウントを統合します。OBS StudioはStream keyを使うよりも「アカウントを切断」を使うことを推奨しているので、ここでは前者の方法でTwitchアカウントとOBS Studioを統合します。(アバキットは現在Twitchストリーミングのみサポートしています。他のプラットフォームとの統合は後ほど対応予定です。)

ストリーミングアカウントでログインし、認証に同意します。これでTwitchアカウントとOBS Studioの統合は完了です。

アバキットに戻って、「アカウントの設定」隣にあるTwitchロゴをクリックしましょう。(Twitchアカウントをアバキットに統合していない限り、このロゴボタンは灰色になっています。)

TwitchアカウントとOBSを統合したときと同じウィンドウが表示されます。Twitchアカウントでサインインすれば完了です。アバキット中のTwitchロゴボタンが紫色になります。

Step 5

ライブストリーミングを始めましょう!

ついに、すべての設定が完了されました。それでは、アバキットを使ってライブストリーミング配信を始めましょう。アバキットの右側のショートカットメニューにある「ストリーミング再開」ボタンを押し、OBS Studioの「Start Streaming」ボタンを押します。すると、ドッキング可能なウィンドウがいくつか表示され、タイトルや説明を調整したり、ファンのリアルタイムチャットをモニターしたりすることができます。

また、Twitchチャンネルは以下のイメージのように表示されます。これがアバキットを使った最初のストリーミングの本当のスタートです!

Step 6

相互作用

アバキットには「相互作用」機能があり、事前に登録した特定のキーワードをチャットボックスに入力することで、ファンがあらかじめ設定された3Dオブジェクトをアバターに投げることができます。現在オブジェクトを投げるトリガーはチャットのみですが、今後は購読、フォロー、サードパーティからの寄付など、相互作用の範囲を広げていく予定です。「相互作用」の横にある「編集」ボタンをクリックしてみましょう。

アバキットには「相互作用」機能があり、事前に登録した特定のキーワードをチャットボックスに入力することで、ファンがあらかじめ設定された3Dオブジェクトをアバターに投げることができます。現在オブジェクトを投げるトリガーはチャットのみですが、今後は購読、フォロー、サードパーティからの寄付など、相互作用の範囲を広げていく予定です。「相互作用」の横にある「編集」ボタンをクリックしてみましょう。

次のステップは、前のステップに比べてかなり難しいです。右側のウィンドウで、投げるオブジェクトのプロパティ(質量、抗力、サイズ、寿命)を調整できます。


質量ではオブジェクトの重さを決めます。重い物体は比較的強くゆっくり投げられ、軽い物体は速く投げられるが、アバターに命中してからは飛んでしまいます。


抗力は空気抵抗の強さを決めます。抗力が大きいと投げるスピードが遅くなり、落下速度も遅くなります。一方、空気抵抗が小さいほど投げるスピードは遅くなり、落下速度も速くなります。


サイズは、投げる物体の大きさを決定ます。


最後に、寿命です。寿命が長いほど、物体の持続時間が長くなります。


相互作用テストは、下の「相互作用する」ボタンをクリックして実装できます!パラメータを調整してカスタムを設定する前に、物体がどのように投げられるかチェックしてみてください!

では、「HiFlower」相互作用を有効にして、この相互作用がストリーミングで適用されるかテストしてみましょう。チャットボックスに「Hi」と書くと、花がうまく投げられます!(大文字と小文字が違うので注意してください。チャットボックスに「hi」と書いても、トリガーキーワードは「Hi」なので、「HiFlower」はトリガーされないです。)

また、複数の相互作用も可能です! 後でしてみてください!


今回はOBS StudioとSpout2 Captureプラグインを使って、アバキットでTwitchのライブストリーミングを始める方法について書きました。また、アバキットにはストリーミング中でファンとコミュニケーションを最大化できる相互作用機能があるので、アバキットを使えば簡単にストリーミングを楽しむことができます!


何かご意見やご質問がございましたら、いつでもお答えいたします。お気軽にお問い合わせください!

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