「v1.1.6 アップデート」lilToon シェーダー導入と使用利便性改善(lilToonシェーダー、アバター骨盤固定、リップシンク性能改善)
アバキット v1.1.6 アップデート
2週間ぶりにアバキットがアップデートされました。新しい機能と共に、使用性や 安定性の改善とバグ修正を行いました。 今回のアップデートは、特に多くのVTuberの皆様が待ち望んでいたlilToonシェーダーに関するアップデートがあります。下記の内容でシェーダー適用before & afterを確認してみてください :)
基本シェーダー変更 (RealToon → lilToon)
v1.1.6アップデートにより、アバキット内でlilToonシェーダーが100%実装が完了しました。
以前のバージョンまではアバキット内でRealToonシェーダーを使用していましたが、これによりlilToonシェーダーを使用したアバターモデルに対してレンダリングが正常に行われない問題が発生することがありました。 その後、アバキットは継続的なlilToonシェーダーの導入を試みており、今回のv1.1.6アップデートでlilToonシェーダーを100%正常に実装することに成功しました。
特に、Avakit SDKを通じて製作したavakitVRMモデルにlilToonを適用した後、Avakitでロードする場合、より完璧な実装が可能です。
アバターの骨盤固定機能を追加
トラッキングを行う時、他のソフトウェアに比べて上半身がひどく揺れるというフィードバックがありました。 「アバター骨盤固定」機能を新たに追加し、揺れを抑えて自然な動きができるようにアップデートしました。「アバキット→左側のメニューバー→トラッキング」から使用可能です。
アバターの骨盤固定機能を追加
全体的なリップシンク性能が改善されました。下記の動画をご覧ください。
また、リップシンク使用時にblendshapeを再生できる音量の範囲を設定することができます。
その他のバグ修正
1. iFacialMocap 機能関連バグ修正
2. 相互作用機能関連バグ修正
Mac OS アップデート案内事項
Q. なぜ現在Windowsのみアップデートが行われているのですか?
アバキットは現在v1.1.3アップデート以降、MacOSに対応するリリースが行われていません。アバキットはトラッキングのためにデバイスのカメラの「権限」を要求する必要がありますが、MacOSのセキュリティの特性上、一般的なプログラムは権限を受けることができず、Appleから公証を受けたプログラムのみ権限要求が可能です。
これにより、アバキットはAppleに一定の料金を支払って公証を進めてきましたが、v1.1.3アップデート以降、Appleの公証ポリシーが変更され、現在、そのポリシーに基づいて公証を進めようとしていますが、多少時間がかかっています。もう少しお待ちいただければ、より良いバージョンで戻ってきます。
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