「v1.1.4 アップデート」アバキットSDK機能追加、カメラデバイス接続改善

アバキットv1.1.4アップデート

VRMに様々なシェーダーを適用したファイルをそのまま使用できる'アバキットSDK'機能の追加とカメラ設定、カメラデバイス接続改善を中心にアップデートを行いました。 今回のアップデートはリリース後最初の2週間間隔のアップデートでした。お待ちいただいたユーザーの皆様、ありがとうございました。


1. アバキットSDK

アバキットSDK対応シェーダー一覧

- UniUnlit

- MToon

- URPシェーダー

- lilToon

- UnlitWF

- 今後継続的に拡張される予定


Unityエディタを通じて現在アバキットSDKがサポートするシェーダーのうち、希望するシェーダーをVRMに適用した後、アバキットSDKを通じて.avakitvrmファイルにエクスポートすることができます。このようにエクスポートされた.avakitvrmファイルは、AvaKitプログラム内でそのまま使用することができます。詳しいAvakit SDKのインストールおよびエクスポート方法に関するガイドは下記のリンクをクリックしてください。

2. .vsfavatar読み込み機能 (test)

今回のアップデートから.vsfavatarアバターの読み込みが可能になりました。現在テスト中の機能で、完全な読み込みができない場合があります。今後、より完全な.vsfavatarをサポートするための実験段階とお考えください。


1. カメラデバイス接続性能改善

継続的にバーチャルカメラや特定の種類のカメラが認識されない問題が報告されています。カメラとの接続が切断されたり、トラッキングアルゴリズムに問題が生じた場合、v1.1.4からはポップアップウィンドウが表示されます。 その他、Mac OSを使用している場合、接続されているバーチャルカメラやウェブカメラが多いほど、予期せぬエラーが発生する可能性が高くなります。 この点にご注意ください。


⚠️注意 : 以下の2つのバーチャルカメラには対応しておりません。

- Twitch Virtual Cam

- FaceRig Virtual Camera


2. カメラ設定とトラッキング性能調整機能

今回のアップデートからアバキットを開始する前に、カメラの設定が先行するように変更されました。 「設定 - Camera」を通じて機器の選択、解像度とfps(frame per second、毎秒フレーム数)の設定が必須的に完了する必要があるため、トラッキングが行われます。


アバキット内の解像度やfpsの数値を下げてより軽くトラッキングを進めることができ、高性能のPCをベースに解像度とfpsの数値を上げて高品質のトラッキングを進めることもできます。


また、MJPEG形式の場合、基本フレームが'30'と高いため、計算量が多くなり、トラッキングが遅くなったり、反応が悪くなることがあります。ご使用のPC環境によっては、YuY2形式をお試しいただくことをお勧めします。


⚠️注意

「解像度」とは、画面の解像度やカメラの対応解像度ではなく、カメラで撮影する映像の「解像度」を意味します。


高解像度とfps

- トラッキング性能が向上

- CPU/GPUの性能が低い場合、もっさりする現象が発生することがある

- アバキットが全体的に重く動作する


低解像度

- トラッキング性能がやや限定的

- CPU/GPUの性能に比較的関係なくトラッキングが可能になる

- アバキットが全体的に軽く動作する


その他のバグ修正

- 一部のアバターのlilToonのレンダリングがおかしい部分を修正しました。 (ex. Maki)

- ユーザーレポートウィンドウ内の詳細説明欄のスクロールが可能です。


次のアップデートは、ユーザーの皆様から報告されたアバ킷内の問題を改善することを中心とした「集中バグ修正アップデート」です。できるだけ多くの問題を解決して、より便利なアバキットに戻ります。 使用中に発生した問題や気になる点があれば、ブログコメント、Discordサーバー、Twitterなどでお知らせください!


いつもより良いアバキットになります。 ありがとうございます :)

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